2016年05月15日
柴犬孝太劇場【浦島太郎】
あるところに心の優しい孝太(こうた)という柴犬がいました。
柴犬が通りかかると、ライオンが亀の行く道を塞いでいました。
オイッ!亀さんの道を塞いだらだめじゃないのっ チュッ
それから2.3分経ったとき、
「孝太君、こうたくん」
と、誰かが呼ぶ声がします。
誰が呼んでいるんだろう?
「私ですよ」
「さっきの亀さん!」
「さっきはライオンさんに注意してくれありがとう。
ところで孝太さんは、竜宮へ行った事がありますか?」
「も・もしかして、美しい乙姫様がいる所ですか?」
「私がお連れするので、背中に乗ってください。」
わくわくっ!
「しゅっぱ~つ!」
竜宮はそれはそれはきれいな世界なのでした。
「わぁ~きれいだなぁ~。」
「でも、乙姫様はいないなぁ~。」
竜宮では、もちろん記念写真も撮りました
しかし、ふと気づくと元の現実の世界に戻っていました・・・
もう戻ってきちゃったの
乙姫様にも会えなかったの・・・ざんね~~~~んっ
でも、オレの前にはママがいるっ
ママ・・・もしかして、俺が竜宮へ行っている間に年老いましたか?
・・・・かもしれない・・・ほら、朝から紫外線強いし・・・
乙姫様に会えなかった孝太は、
玉手箱を貰う事ができなかったので
年をとってしまうこともなく
いつまでもいつまでも元気で暮らしましたとさっ
おしまいっ!【演目:浦島太郎/演出:ママ】
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Posted by しばいぬこうた2 at 09:23│Comments(0)
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